土塊の館 (二)

土塗りの壁にわたしは弱い。
この手の込んだ仕事を思うと永遠を見るような気になってしまう。
こちらの地域ではわたしが物心がついたころには(といっても中学生くらいから)このような手間の掛かる仕事は見たことはないのです。
こちらでは取り壊される家を見ても、土を塗り込めた壁はまずありません。
内壁は簡易なラスボード(せっこう主材で表面に紙を貼ったボード7mm厚)下地に左官屋さんが工場生産されたせっこうプラスターを下塗りし仕上げに京壁調の仕上げをするのがこちらの一般施工。
しかし、西日本に行くとまだ竹の小舞を組み土壁を塗る工法が多いように思います。
30年ほど前に名古屋を通った時に土塗り壁を施工している新築住宅の現場を見て、未だに昔ながらの土を使った壁に驚いたものですが、先日TVで大雨の被害を受けた家の様子を写し出していましたが、新しそうな家ですが、壁には竹の小舞と土壁が写っていました。
こちらでは、土塗り壁の施工はまず出来る左官屋さんがいないでしょう。材料は土から仕込まないといけないので、経験と技術がやはり必要になりますからね。
そんな訳で、この伝統的な工法による職人さんの精魂を込めて働く姿を想像できる土の壁が好きなのです。



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/α7m2




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by silvergray2 | 2018-09-06 18:59 | 時代 | Comments(0)

silvergray の ブログ第二巻目 こころの琴線に触れた光景やきょうのココロ そして 備忘録 を記します。