2018年 05月 13日
夢のかたち
見たとおりに傷み、寝泊まりできる建物ではないが、作った当時の主の創作の熱意が伝わってくる。
塩ビの波板を使った屋根なんかなかなかなものです。
自然を謳い丸太を多用したのでしょうが、これがどうして難しいのです。取り合い部分がですね。
しかし、勢いが勝り目出度く竣工ですね。
たぶんまともに使えたのは一年くらいではなかろうか思います。すぐに壁に隙間ができたはず。
寝袋利用でも冬は寒かったでしょう。夏場は虫がえらかったと思います。
せめて外壁の下地に防水紙を回していれば良かったと思います。
気が利いているのは小屋裏へ上がる階段です。地上を離れて眠る楽しさが伝わってきました。
人の住まいの原点はこんなものでいいのですよ。
雨露を凌ぎ、あとは楽しもうと。
姫之湯/伊豆市 /D7000
by silvergray2
| 2018-05-13 17:57
| 世間