国立新美術館

日曜、食事会の前に二時間ほど六本木の国立新美術館へ。
設計は黒川紀章と日本設計の共同体。黒川紀章の遺作となった。
出来た当時、写真で見たときには、過って異端と言われた黒川紀章の斬新さや提案が感じられず、丹下さんと同じでお歳を召された、そんなふうに思っていました。
が、行って見ると、面白い!
外光を積極的に取り込み、三次曲面のカーテンウォールの部材の影が床に波打ち、人の行き来する様は活発だ。
竣工時のホールの内観写真では人は疎らで、カーテンウォールばかりが目立つ殺風景で広大な空間に違和感を伴ったが、人が集まり活動が始まると、実は訪れた人がもうひとつのテーマのように映し出されたこの美術館、充分に楽しめます。


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以前ラジオの番組で黒川紀章がインタビューを受け、「利休ねずみ」(色)の話をしていた。
その中でグレーは遠近感を狂わす。夕暮れ時に交通事故が多くなるのは、このことだ。と話された。
なるほど。頷くわたし。
尚「共生」と言う言葉を使い出したのは黒川が最初だったと思っています。


 国立新美術館/東京都
 /α7m2



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Commented by ame3 at 2018-04-24 14:17 x
常設の
>ここはもともと東京大学生産技術研究所跡地その前は「旧陸軍第一師団歩兵第三連隊兵舎の建屋」があった場所。
>それは館内入り口入ってすぐの模型で伺い知ることができる。

>ガラスカーテンウォールと呼ばれる独特の窓・壁は
>掃除が大変なことで知られている。
私が行ったときは、ガラスが汚れていてね。これ清掃が大変と思ったけど

>機械式で行っており、
>スパイダーと呼ばれる専用の窓ガラス拭き装置が備わっている。

建物を設計するとき、そこまで考えて居るのかな? 丹下さんの建物も濾水で有名だったけどね。
天才の方々は凄いのですが、そんなこと下々の人が考えればいいなんてね。
メンテ費等は他の人が考えてね。他の人が税金を一杯払ってね。芸術は情熱だ!

独立行政法人国立美術館に所属している中で唯一コレクションを持たないので、こっちに費用は掛けていないけど、
歴代の館長はすべて文部官僚からの天下り。
Commented by silvergray2 at 2018-04-24 18:51
>>ame3さん
>ここはもともと東京大学生産技術研究所跡地その前は・・・
模型見てきました。
こちらMoro先生が通っていたところでね。

>専用の窓ガラス拭き装置が
なるほど。

この建物はかなり高い工事費だったことは想像できました。
なにもここまでやらなくても、、、と思っていたのですが、いざ行って見ると、対価としてはそれなりに評価できるように思いました(笑)
1980年代から計画は進められていたようで、竣工までには随分と息の長い仕事だったようです。
私が一番考えさせられたのは、逆コーンのコンクリート型枠です。
まず考えたのは、現場で大規模な家具を作るような型枠を造った、と思ったのですが、Pコンが見られない。はて?
調べるとPCaのようですね。
黒川事務所も数年前に土木系コンサルティング会社の系列に入りましたが、運営はどのようにされているのか、、、海外ではブランドを使えるのかもしれませんね。
by silvergray2 | 2018-04-24 12:07 | 世間 | Comments(2)

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