続・春彼岸 堤の桜

春彼岸の入りの日曜日、菩提寺の墓地で友人に行き会う。
実はその数日前にこのS君から電話があり、介護施設にいる90才を超え認知症の身にある母を墓参りに連れて行こうと思う、とのことだった。
Sは次男で当の昔に苗字は変わっている。所謂婿に入った立場。
実家を継いできた二つ違いの実兄は、母上を思いながらも故郷を離れて暮らし、残念なことに二年前に早逝してしまった。
実兄に残された家族はいるのだが、何しろ遠地に居て、そこでSの実母の世話の重みが変わった。

電話は、母堂が坂の道を歩けるか不安を伝えてきたが、ならば背負えと進言。
「俺がか!」と驚いたS。そうだな親を背負う経験は無かっただろう。

丁度墓地でSの車を見て、わたしが急いで寺に顔を出して戻って来る間に、S君は母堂を背負って墓前に進んでいた。
母堂に挨拶をすると、嬉しいことに名前は覚えていてくれた。しかし、過っての面影はなかった。
S君のカミさんは、どうせ義母の状況から直ぐに忘れてしまうことに、なぜSが拘ったのか不満そうで私にポツリ声を漏らしたが、分かってやってください、単なる優しさではなく男が生みの親への懺悔でもあるのです。
それがS自身の為であることは本人が一番よくわかっているですから。

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中日の21日は雨でしょうね。(予定投稿)
S、日曜日に連れてきて良かったねぇ。
 

 那賀川堤(3/19)/松崎町
 /α7m2





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Commented by ame3 at 2018-03-21 08:49 x
「男」だけではなく、子供は皆そうだと思います。親がいるから自分も存在するのですからね。
親が長生きすると、その介護の良し悪さで、その子供の評価もされてしまう。
私は早い年齢で両親とは別れましたのでその点はないですが、「親孝行」をする前でしたね~

はい 今日は雨です。朝散歩の時間帯は雨降らずでしたが、昨夜のうちに、明朝から雨だから・・・
散歩をサボりました。
Commented by silvergray2 at 2018-03-21 17:27
>>ame3さん
子の年齢、立場で親に対する思いは変わるでしょうね。
男と女でも変わると思います。
認知症を伴った人の介護は実感としては十人十色、いや百人百色で、「他人の目」は無視しないと人によってはプレッシャーでボロボロになってしまいます。
実は当事者はそのことで悩むのです。

>散歩をサボりました。
わたしなんかサボりっぱなしですよ。(^^ゞ
by silvergray2 | 2018-03-21 07:00 | 世間 | Comments(2)

silvergray の ブログ第二巻目 こころの琴線に触れた光景やきょうのココロ そして 備忘録 を記します。
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