2017年 11月 18日
夢紡ぐ鉄路
私にとっての鉄道、それは絵本の世界から始まりました。少し経ち小学生の頃、わが家の上方に鉄道が牽かれて開通前の試運転の車両がやって来る音を聞き当てると、ご飯の最中であっても箸を置き、家を飛び出してその雄姿を眺め、希望ある未来を信じたものでした。
天城山中、踊り子歩道の脇に木曽森林鉄道(大正5年から昭和50年)の車両が置かれています。
丁度一年前に見つけたのですが、今回この小さな客車の中に入ると、埃だらけで半ば朽ちた木造車両(骨組みは鉄骨)ではありますが、温もりと優雅さを見つけたように思います。
by silvergray2
| 2017-11-18 10:37
| 時代